2024年2月13日、医療分野の研究開発およびその環境整備の中核的な役割を担う国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED・エーメド)は「第3回予防・健康づくり領域の社会実装に向けたシンポジウム」を開催した。
本シンポジウムは、 科学的なエビデンスに基づいたヘルスケアサービスが社会に広まることを目的としている。セッション1では、「エビデンスに基づく予防・健康づくりの現在地」として、AMEDが作成する指針を中心に各ステークホルダーからヘルスケア領域の現状や期待などを紹介し、社会実装の仕組みについて議論していく。セッション2では、「予防・健康づくりのサービスに求めるエビデンス」として、利用者や事業者が直面する課題を共有し、社会実装に向けたヘルスケアのあり方を議論する。今回の会場となった丸ビルホール&コンファレンススクエアには、ヘルスケア領域の専門家、サービス提供者・利用者といったステークホルダーがリアル、オンラインでおよそ1000名が集まり、ヘルスケア分野を取り巻く現状と課題、今後の展望について、登壇者の発表に耳を傾けた。