第4回
予防・健康づくり領域の
社会実装に向けた
シンポジウム

注目の医学会発「指針」を深掘り、
現地参加者限定の貴重なネットワーキングの場も

日時
2025年3月6日(木) 13:00~17:30(予定)
場所
大手町サンケイプラザ
(東京・大手町)
形式
無料 ハイブリッド開催

開催にあたって

日本医療研究開発機構(AMED)は、経済産業省と連携し、エビデンスに基づく予防・健康づくりのヘルスケアサービスの普及を目指しています。その一環として、医学会を中心にエビデンスを整理し、サービス開発に役立つ指針を策定しています。

本シンポジウムでは、この医学会発「指針」に焦点を当てたセッションをご用意。指針を紹介するとともに、サービス事業者や利用者がどのように活用し、実効性を高めるかを議論します。セッション後には、現地参加者限定のネットワーキングタイムもあり、交流や知見の共有の場としてご活用いただけます。皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム
都合により変更になる場合がございます。
予めご了承ください。

開会挨拶 13:00~13:05

  • 三島 良直

    国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 理事長

    三島 良直

来賓挨拶 13:05~13:10

  • 門脇 孝

    日本医学会/日本医学会連合 会長
    国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 院長

    門脇 孝

特別講演
経産省が進める質の高い
ヘルスケアサービスの創出・振興に向けた取り組みについて
13:10~13:20

  • 橋本 泰輔

    経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長

    橋本 泰輔

セッション1 13:20~15:00

医学会発、予防・健康づくりの「指針」とは?

エビデンスに基づくヘルスケアサービスの社会実装に向けて

■ 概要

AMEDの支援のもと、予防・健康づくりに関連する疾患分野の医学会が、ヘルスケアサービスにおける非薬物的介入手法について科学的エビデンスを整理した指針の策定を進めている。このたび、第一弾として一次予防領域の7つの指針が順次公開される。本セッションでは、これらの指針の内容を詳しく解説するとともに、その活用方法について掘り下げる。

基調講演 13:20~13:30

医学会発「指針」が意味するもの

  • 中山 健夫

    京都大学大学院医学研究科
    社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授

    中山 健夫

指針紹介&総合討議 13:30~15:00

指針の詳細とその活用法~一次予防領域の7つの指針について

〈中年期〉

  • 有馬 久富
    高血圧症

    福岡大学医学部 衛生・公衆衛生学 教授

    有馬 久富

  • 綿田 裕孝
    糖尿病

    順天堂大学大学院医学研究科
    代謝内分泌内科学 教授

    綿田 裕孝

  • 猪阪 善隆
    慢性腎臓病

    大阪大学大学院医学系研究科
    腎臓内科学 教授

    猪阪 善隆

〈老年期〉

  • 荒井 秀典
    サルコペニア・フレイル

    国立研究開発法人
    国立長寿医療研究センター 理事長

    荒井 秀典

  • 數井 裕光
    認知症

    高知大学医学部 神経精神科学教室 教授

    數井 裕光

〈職域関連〉

  • 榎原 毅
    メンタルヘルス

    産業医科大学 人間工学研究室 教授

    榎原 毅

  • 野村 恭子
    女性の健康

    秋田大学大学院医学系研究科
    公衆衛生学講座 教授

    野村 恭子

モデレーター

  • 磯 博康

    国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
    国際医療協力局 グローバルヘルス政策研究センター センター長

    磯 博康

サブモデレーター

  • 株式会社 日経BP 総合研究所
    リサーチユニット部長 メディカル・ヘルスラボ所長

    庄子 育子

休憩 15:00~15:15

セッション2 15:15~16:35

サービス事業者・利用者から見た「指針」

私たちはこう読んだ!
私たちはこう使う!

■ 概要

指針は作成して終わりではなく、実際に活用されて初めてその意義が生まれる。本セッションでは、事前に別室でサービス事業者とサービス利用者がグループに分かれ、それぞれの立場から医学会による指針をどのように読み、どのように活用しようと考えているかについて意見交換を行う。その結果を指針の研究開発代表者に披露して討議することで、指針の実践的なアプローチ方法について議論を深め、指針をより実効性のあるものにするための改善点や方向性を、アカデミアとサービス事業者・利用者が一体となって探っていく。

話題提供 15:15~15:40

業界ガイドラインと指針の連携にむけた取り組み

  • 古屋 博隆

    PHRサービス事業協会 サービス品質委員会委員長
    テルモ株式会社 ホスピタルケアソリューション事業 部長

    古屋 博隆

調査から見えてきたヘルスケアサービスへの期待とAMEDが取り組む今後の支援策

  • 阿野 泰久

    日本医療研究開発機構
    医療機器ヘルスケア事業部 ヘルスケア研究開発課 主幹

    阿野 泰久

グループ発表&総合討議 15:40~16:35

【サービス事業者】

  • 株式会社テクリコ
    代表取締役

    杉山 崇

  • TANOTECH株式会社
    代表取締役

    三田村 勉

  • 株式会社MTG
    SIXPAD本部 メディカル部 メディカルプロ課 課長

    山上 剛

  • 日本電気株式会社(NEC)
    コンサルティングサービス事業部門
    アナリティクスコンサルティング統括部
    リードデータサイエンティスト

    保坂 真奈美

  • 味の素株式会社
    バイオファインケミカル事業本部
    アミノインデックス事業部長

    影山 陽子

  • 富士通株式会社
    ソーシャルソリューション事業本部
    Healthy Living Digital Health 事業部
    元 厚生労働省

    工藤 春華

  • 株式会社三菱総合研究所
    社会イノベーション部門
    ヘルスケアビジネスグループリーダー

    福田 健

  • 株式会社イブキ
    代表取締役

    平井 孝幸

【サービス利用者:健康経営企業】

  • ライオン株式会社
    人材開発センター 健康サポート室 副主任部員

    川本 和江

  • 株式会社ディー・エヌ・エー
    CHO室 副室長

    植田 くるみ

  • ENEOSホールディングス株式会社
    人事部健康推進グループ シニアスタッフ

    長谷部 優

【サービス利用者:自治体】

  • 岩手県矢巾町
    未来戦略課 未来戦略係長

    長峯 大樹

【その他:ヘルスケアサービス開発支援】

  • 公益財団法人静岡県産業振興財団
    フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンター
    プロジェクト推進部 ヘルスケアビジネスコーディネーター
    元 静岡県職員

    中村 直子

  • 大阪府高石市健幸のまちづくり協議会アドバイザー
    一般財団法人 高石市保健医療センター事務局長
    前 高石市保健福祉部長

    中島 孝

ファシリテーター

  • 中川 敦寛

    東北大学 副理事
    東北大学病院 教授(産学連携室)

    中川 敦寛

7つの指針の研究開発代表者

セッション1登壇者(※サルコペニア・フレイルは荒井秀典氏から前田圭介氏に変更になります。)

  • 前田 圭介
    サルコペニア・フレイル

    愛知医科大学栄養治療支援センター特任教授
    国立長寿医療研究センター老年内科客員研究員

    前田 圭介

モデレーター

  • 堤 明純

    北里大学医学部 公衆衛生学 教授

    堤 明純

サブモデレーター

  • 株式会社 日経BP 総合研究所
    リサーチユニット部長 メディカル・ヘルスラボ所長

    庄子 育子

閉会挨拶 16:35~16:40

  • 日本医療研究開発機構
    医療機器・ヘルスケア事業部 部長

    林 勇樹

16:40~17:30

交流会(現地参加者限定)

■ 概要

セッション後に行う交流会は、現地参加者のみに提供される特別な場。医師・アカデミア、サービス事業者・利用者、自治体関係者など、異なるバックグラウンドを持つ参加者同士が自由に意見を交換し、親交を深める貴重な機会をお見逃しなく!

開催概要

開催日時
2025年3月6日(木) 13:00~17:30(予定)
開催場所
大手町サンケイプラザ ホール&会議室
東京都千代田区大手町1-7-2
アクセス
  • ●地下鉄 丸の内線/半蔵門線/千代田線/東西線/都営三田線「大手町駅」A4・E1出口直結
  • ●JR「東京駅」(丸の内北口)より徒歩7分
開催目的
  • ●予防・健康づくりに関する指針の紹介と利活用促進
  • ●アカデミア、事業者、利用者、経済産業省、AMED間での共創、参加者のネットワーキング
イベント概要
  • ●約3時間半のシンポジウム(オンライン配信あり)
  • ●セッション後、約1時間の交流会
  • ※交流会では、ヘルスケアサービスの関係者が一堂に会し、交流を深め、意見を交換する場を設ける予定です。現地開催で、オンライン配信はございません。
開催形式
  • ●現地参加:定員300名
  • ●オンライン参加:定員1,000名
  • ※現地参加、オンライン参加ともに事前予約制
参加費
無料
登壇予定
医学会関係者、ヘルスケアサービス事業者・利用者、関係省庁、AMED等
参加対象
ヘルスケアサービス事業者、サービス利用者、医師・医療従事者、アカデミア、省庁関係者、プレス関係者等
主催
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
後援
経済産業省、厚生労働省
運営
  • ●本シンポジウムはAMEDの委託により、株式会社日経BPが運営業務を行っています。
  • ●本シンポジウムへの参加お申し込みについては、株式会社日経BPが運営するサイトへ遷移しますので、ご了承ください。
  • ●本シンポジウムに関するお問い合わせはこちらのお問い合わせフォームからお送りください。その際、「お問い合わせタイトル」には、必ず「3/6開催AMED主催セミナー」とご記入ください。
中山 健夫

中山 健夫

京都大学大学院医学研究科
社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授

東京医科歯科大学(現・東京科学大学)医学部卒。米国UCLA、国立がんセンター研究所室長などを経て、2006年から現職。厚生労働省 厚生科学審議会会長、同e-ヘルスネット情報評価委員会座長、日本医療研究開発機構ヘルスケア社会実装基盤整備事業プログラムスーパーバイザー、日本医療機能評価機構EBM医療情報事業(Minds)運営委員長などを務める。

阿野 泰久

阿野 泰久

日本医療研究開発機構
医療機器ヘルスケア事業部 ヘルスケア研究開発課 主幹

2007年東京大学農学部卒業、2009年東京大学大学院農学生命科学研究科修了後、キリンホールディングス(株)のR&D部門にてヘルスケアのシーズ探索、臨床開発、実用化・社会実装を担当。2022年より現職にて、予防・健康づくり領域の医学会による指針策定、新たな研究手法開発の社会実装を進める基盤整備事業を担当。博士(農学)。

數井 裕光

數井 裕光

高知大学医学部 神経精神科学教室 教授

1989年 鳥取大学医学部卒業、大阪大学医学部神経科精神科入局
2002年 大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室助手
2006年 同 講師
2018年 高知大学医学部 神経精神科学教室 教授 現在に至る
2020年 大阪大学大学院医学系研究科精神医学分野 招聘教授併任
2024年 高知大学医学部 副学部長併任

榎原 毅

榎原 毅

産業医科大学 人間工学研究室 教授

2005年3月名古屋市立大学大学院医学研究科満期退学、博士(医学)・認定人間工学専門家。IEA(国際人間工学連合)理事(2021-2024)、日本人間工学会副理事長(2016-2018)、人間工学専門家認定機構・機構長、Journal of Occupational Health副編集委員長ほか

野村 恭子

野村 恭子

秋田大学大学院医学系研究科
公衆衛生学講座 教授

1993年    帝京大学医学部医学科卒業
1999年    日本内科学会認定専門医
2002年    ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程修了
2003年    帝京大学医学部博士課程修了(医学博士取得)
        心身医学「内科」専門医
2012年    帝京大学公衆衛生大学院 准教授
2013年    帝京大学女性医師・研究者支援センター・室長
2017年8月 秋田大学大学院医学系研究科 公衆衛生学講座 教授

綿田 裕孝

綿田 裕孝

順天堂大学大学院医学研究科
代謝内分泌内科学 教授

1990年大阪大学医学部卒、1997年大阪大学大学院医学研究科終了、1997年カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員、2001年順天堂大学代謝内分泌内科学、2010年から現職。現在、順天堂大学副医学部長、糖尿病学会常務理事

猪阪 善隆

猪阪 善隆

大阪大学大学院医学系研究科
腎臓内科学 教授

1988年3月   大阪大学医学部卒業
1990年4月   大阪大学大学院医学研究科博士課程入学
1994年2月   米国ユタ大学医学部腎臓・高血圧教室リサーチフェローとして勤務
1998年6月   日本腎臓学会大島賞受賞
2009年10月 准教授(大阪大学大学院老年・腎臓内科学)として勤務
2015年10月 教授(大阪大学大学院 腎臓内科学)として勤務

日本腎臓学会 専門医、指導医、特別顧問
日本透析医学会 専門医、指導医、常任理事

荒井 秀典

荒井 秀典

国立研究開発法人
国立長寿医療研究センター 理事長

1984年京都大学医学部卒業、1991年京都大学大学院博士課程修了
医学博士
2009年京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授、2015年国立長寿医療研究センター副院長、2018年同病院長、2019年同理事長

日本サルコペニア・フレイル学会代表理事、日本老年医学会理事 日本老年学会理事長 日本学術会議第25期 会員(第2部、臨床医学委員会)

前田 圭介

前田 圭介

愛知医科大学栄養治療支援センター特任教授
国立長寿医療研究センター老年内科客員研究員

2019年 愛知医科大学大学院緩和・支持医療学 准教授
2020年 国立長寿医療研究センター 老年内科医長
     愛知医科大学大学院緩和・支持医療学 客員教授
2023年 愛知医科大学栄養治療支援センター 特任教授
     国立長寿医療研究センター老年内科客員研究員

中川 敦寛

中川 敦寛

東北大学 副理事
東北大学病院 教授(産学連携室)

東北大学医学部卒・脳神経外科入局。医学博士。UCSF神経外傷フェローシップ、StanfordバイオデザインGFIT修了。2014年医療現場に企業開発研究者を受け入れるカスタマーディスカバリープログラム(アカデミック・サイエンス・ユニットASU)を設立、これまで69社、1750名以上を受け入れ。年間100社ほどとデザインヘッドとして医療・健康の課題解決に取り組む。

有馬 久冨

有馬 久冨

福岡大学医学部 衛生・公衆衛生学 教授

1993年九州大学医学部卒業。2008年シドニー大学医学部講師、2010年准教授。2014年滋賀医科大学特任教授、2016年から福岡大学医学部衛生・公衆衛生学主任教授。医学博士、総合内科専門医、高血圧指導医、循環器専門医、社会医学系指導医。「デジタル技術を活用した血圧管理に関する指針」委員長、「高血圧管理・治療ガイドライン2025」統括委員。

橋本 泰輔

橋本 泰輔

経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長

1978年10月27日生まれ。京都府出身。東京大学法学部卒。
2002年経済産業省入省。その後、経済成長戦略、地球温暖化対策、産業人材政策、原子力政策、中小企業政策などに携わり、民間企業への出向を経て、2022年7月に現職。

古屋 博隆

古屋 博隆

PHRサービス事業協会 サービス品質委員会委員長
テルモ株式会社 ホスピタルケアソリューション事業 部長

北海道大学大学院理学研究科修士課程にて生物科学、Harvard Business Schoolにて経営学を修学。
外資系医療機器メーカーで医療情報管理システムを日本に導入。
大手化学メーカーで、M&Aを通し、AED・除細動器などを展開。
2018年よりテルモ株式会社に転身。
2023年よりPSBAサービス品質委員会委員長として、業界自主ルール策定などの活動を行っている。

三島 良直

三島 良直

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 理事長

1975年 東京工業大学大学院理工学研究科金属工学専攻修士課程修了
1979年 カリフォルニア大学バークレー校大学院 材料科学専攻博士課程修了
1997年 東京工業大大学院総合理工学研究科材料物理科学専攻 教授
2012年 東京工業大学学長
2019年 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構技術戦略研究センター長
2020年4月より現職
専門は材料工学

磯 博康

磯 博康

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局 グローバルヘルス政策研究センター センター長

1982年筑波大学医学専門学群卒。同大学院医学博士課程修了。1990年ミネソタ大学大学院MPH取得(フルブライト奨学生)。帰国後、大阪府立成人病センター医師、筑波大学医学研究科講師、助教授を経て2002年教授、2005年大阪大学医学系研究科教授、2022年より現職。ハーバード大学医学部客員准教授(1996~1997年)。環境省エコチル調査 大阪ユニットセンター長(2011~2021年)。厚生労働省戦略研究 研究リーダー(2013~2016年)。日本学術振興会大学の世界展開力強化事業実施責任者 (2016年~2021年)。日本学術会議副会長、日本医学会連合副会長、大阪大学名誉教授。

門脇 孝

門脇 孝

日本医学会/日本医学会連合 会長
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 院長

1978年 東京大学医学部医学科卒業
1980年 米国国立衛生研究所(NIH)糖尿病部門留学
1996年 東京大学医学部第三内科講師
2001年 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科助教授
2003年 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授
2011年 東京大学医学部附属病院長(〜2015年)
2018年 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・生活習慣病予防講座特任教授
2020年 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 院長
2023年 日本医学会/日本医学会連合会長

堤 明純

堤 明純

北里大学医学部 公衆衛生学 教授

1987年自治医科大学医学部卒業。福岡県内医療機関にて地域医療に従事後、1997年久留米大学医学部助手(環境衛生学講座)、2000年久留米大学医学部講師(環境衛生学講座)、2001年岡山大学大学院助教授(衛生学・予防医学分野)、2006年産業医科大学教授(産業医実務研修センター)を経て、2012年より北里大学医学部教授(公衆衛生学)。