予防・健康づくりの
新たな研究手法の開発

AMEDが予防・健康づくりの新たな研究手法の開発として進めている領域・内容・成果物の一覧は下記の通りです。これらの研究を通じて、予防・健康づくりの分野でのエビデンス構築と社会実装を目指しています。

領域 内容 出てくる成果物
種類 採択課題 成果物の公開
ヘルスケアサービスの経済的および多面的な価値づけ尺度の開発 ヘルスケアサービスの経済的、社会的、健康的な価値を総合的に評価し、多面的な価値づけ尺度を開発 多面的
価値評価
サービスの選択に資する多面的価値評価 令和6年
(2024年)度
※順次公開
働く女性向けヘルスケアサービスの多面的価値評価
SDGsを意識した予防・健康づくりの多面的価値評価
予防・健康づくりの行動変容指標の開発 ヘルスケアアプリやデジタルヘルスサービスの開発において、利用者の行動変容を評価するための指標を開発 評価指標 生活習慣病予防のための社会心理行動指標
生活習慣改善のためのデジタルサービスを使った行動変容の評価指標
生活習慣病予防のための行動変容継続性指標
ヘルスケアの特色を踏まえた研究デザインの開発 未病の人が含まれることや、比較試験が実施しにくいといった予防・健康づくり領域ならではの特徴を踏まえた研究デザインを開発 研究
デザイン
リアルワールドデータ(RWD)からの効果評価推定
アクションリサーチとクラスター・非ランダム化比較試験による地域介入研究のあり方
ヘルスケアアプリの介入手法の検討 ヘルスケアアプリで利用者の行動継続を促すため、アドヒアランスやリテンション向上に向けて、デザイン改善やゲーミフィケーション、インセンティブ付与などを検証 評価指標 介護予防に関する評価指標 令和7年
(2025年)度
体力向上のための運動習慣に関する評価指標
食育的オーラルフレイル予防に関する評価指標
個別最適化した疾患発症予防支援に関する評価指標
PRO/健康関連QOL指標のエビデンス整理と開発 利用者の自己管理やサービス評価のために、主観的評価尺度(PRO)の設定を検討し、既存のPROやQOL指標の活用可能性を調査。併せて、疾患別評価尺度のエビデンス整理や、新たなエビデンス取得、最小重要差(MID)、QOLと労働生産性の関連性も検証 多面的
価値評価
簡略更年期指数(SMI)のエビデンス整理と労働生産性との関連
ヘルスケアで用いるうつ、不安と月経前症候群のPRO指標のエビデンスの整理と開発
リアルワールドデータ(RWD)を活用したエビデンス構築 行動変容を促すデジタルヘルスケアサービスの有用性をRWDで検証し、他の事業者も活用できるユースケースとそのデータ取得方法を確立 研究
デザイン
行動変容促進アプリによる予防・健康づくりに関する研究開発 令和8年
(2026年)度